2013年10月9日水曜日

訓練を終了し、出発し、到着しました。(笑)

すっかりご無沙汰してしまいました。

この投稿は、ベナン共和国のコトヌーで書いています。
そう、無事に青年海外協力隊として、派遣されております。(笑)


2カ月間の駒ケ根での訓練は、それなりに楽しく、それなりに厳しいものでした。
もうちょっと若かったら(って言いたくないけど。笑)、たぶん自分の感情をもっともっと出して、もしかしたらもっと過ごし難い2カ月間だったかもしれません。

しかし、この2カ月間は、好きとか嫌いとかの感情を(あんまり)出さず、しかし前向きに楽しんで過ごすことができました。うん、自分としては、それなりに感情をコントロールすることができたと思います。
そういう意味では、7年間の大学職員が、ちゃんと役に立っていると思います。


訓練終了から出国までは、本当にアッ!という間でした。
そんな短い間だったけど、たくさん、本当にたーっくさんの方々から「いってらっしゃい」を言っていただき、本当にあたたかい時間を過ごせました。

この出国までの期間に気づいたのですが、「いってらっしゃい」と言ってもらえると、その場所は、その言葉を受け取った人とって、帰る場所になるんですね。
だから、あんなにたくさんの「いってらっしゃい」をもらえた僕は、それだけ多くの帰れる場所があるんだな、と感じました。

その、いつでも帰れる場所があるという安心感は、これからの2年間のベナン生活で、すごく僕を支えてくれる気がします。


そして、残念かつ申し訳なく思うことは、いってきますと言いたかった全ての方にお会いすることができなかったことです。
荷造りだけでなく、お役所に表敬訪問へ行ったり、住民票やら何やらの手続きに行ったりと、思いの外やらなくてはいけないことが多く、パッキングもままならない日々でもありました。

そんな慌ただしい日々だったので、出発に向けての想いに浸ることもなく、あれよあれよと出発してしまいました。

時間の上手な使い方は、まだまだ鍛錬が必要なようです。
お会いできなかったみなさん、本当にすみません。ベナンでの日々を何らかの方法でお知らせすることで、お詫びとさせてください。


ベナン最大の街・コトヌーには、10月2日に到着しました。
思っていた以上に、過ごしやすい街です。この街で、1カ月間の語学研修を受けた後に、いよいよ自分の任地へ赴くことになります。

この街での生活のことは、また日を改めて書きたいと思います。
一先ず、今日はこの辺まで。