いやはや、体調を崩しました。
第11週目の月曜日に37.6℃の発熱があり、水曜日まで仕事を休みました。
で、木・金曜と働き、週末には体調も良くなったかな…と思っていたら。
日曜日の夕食後に38.6℃の発熱。
うーん、なんだこれは??
1週間のうちに二度も熱を出す…そして、ここはアフリカ。
流石にちょっと心配になり、事務所と相談をして、コトヌーで検査を受けてきました。
結果、数値的には異常なし。(よかった〜!)
体重が減ったせいで、免疫力が落ちたのだろう、とのこと。
そりゃそうだ。
なにせ、ジュグーに引っ越してきてからの12週間で、10kg痩せましたから…(^^;
それでも、まだ標準体重より多いんだけどね。(苦笑)
でも、おかげで身体の中は問題ないことがわかりました。
体調を崩してしまうと、思考回路もネガティブになる。
健康な思考をするためには、健康な身体が必要だと、当たり前なんだけど、改めて感じました。
なので、これからは健康に留意しつつ、安心して活動を進めていこうと思います。
しかし、ここまで痩せていたとはね…自分でも驚きました。
そういえば、ジュグーに引っ越してきてから、お腹が空いたと感じることが多くなった気がします。
ちゃんと食べているんだけどね。
毎日、必ずお腹が空く。
お腹が空いて、しばらく経ってから、食事をする。
当たり前なんだけど。
日本で生活していた頃は、ここまでの空腹感はなかった気がします。
お腹が空いたら、いつでも、どこでも、何かしら食べられるしね。
逆の視点から見ると、つまり、日本ではどれだけ過食だったか、ということかもしれません。
地球規模のアンバランスさのひとつに、食と栄養の不均等があるのは周知のとおりです。
日本と比べると、ベナンの食事は、確かにバラエティが少なく、栄養も偏っている。
国の経済力の差がどう生活に影響するのか、という視点で考えると、とてもリアルな差を感じます。
だからと言って、日本でも質素な生活をしろ!とか、ベナンに援助を増やせ!とか、そういうことが言いたいんじゃないんです。
だって、それでも“差”は解決できないだろうし。
(できるのであれば、この地球から“格差”というモノは、とうの昔に消えているはず。)
でも、せめて、食べ物を無駄にすることは止めたいな、と思います。
食とは、他の生命をいただくこと。
どんな食事であれ、美味しくいただいて、ちゃんと感謝をする。
建前ではなく、本心からこのことを理解すれば、無駄な消費は減るんじゃないかな…。
痩せた腹を撫でながら、そんなことを思った、第12週目でした。