2014年1月27日月曜日

体調を崩していました。 〜ジュグー生活 第11・12週目

いやはや、体調を崩しました。

第11週目の月曜日に37.6℃の発熱があり、水曜日まで仕事を休みました。
で、木・金曜と働き、週末には体調も良くなったかな…と思っていたら。
日曜日の夕食後に38.6℃の発熱。

うーん、なんだこれは??

1週間のうちに二度も熱を出す…そして、ここはアフリカ。
流石にちょっと心配になり、事務所と相談をして、コトヌーで検査を受けてきました。

結果、数値的には異常なし。(よかった〜!)
体重が減ったせいで、免疫力が落ちたのだろう、とのこと。

そりゃそうだ。
なにせ、ジュグーに引っ越してきてからの12週間で、10kg痩せましたから…(^^;
それでも、まだ標準体重より多いんだけどね。(苦笑)

でも、おかげで身体の中は問題ないことがわかりました。

体調を崩してしまうと、思考回路もネガティブになる。

健康な思考をするためには、健康な身体が必要だと、当たり前なんだけど、改めて感じました。


なので、これからは健康に留意しつつ、安心して活動を進めていこうと思います。


しかし、ここまで痩せていたとはね…自分でも驚きました。
そういえば、ジュグーに引っ越してきてから、お腹が空いたと感じることが多くなった気がします。

ちゃんと食べているんだけどね。

毎日、必ずお腹が空く。
お腹が空いて、しばらく経ってから、食事をする。

当たり前なんだけど。
日本で生活していた頃は、ここまでの空腹感はなかった気がします。
お腹が空いたら、いつでも、どこでも、何かしら食べられるしね。

逆の視点から見ると、つまり、日本ではどれだけ過食だったか、ということかもしれません。


地球規模のアンバランスさのひとつに、食と栄養の不均等があるのは周知のとおりです。

日本と比べると、ベナンの食事は、確かにバラエティが少なく、栄養も偏っている。
国の経済力の差がどう生活に影響するのか、という視点で考えると、とてもリアルな差を感じます。

だからと言って、日本でも質素な生活をしろ!とか、ベナンに援助を増やせ!とか、そういうことが言いたいんじゃないんです。

だって、それでも“差”は解決できないだろうし。
(できるのであれば、この地球から“格差”というモノは、とうの昔に消えているはず。)

でも、せめて、食べ物を無駄にすることは止めたいな、と思います。


食とは、他の生命をいただくこと。
どんな食事であれ、美味しくいただいて、ちゃんと感謝をする。

建前ではなく、本心からこのことを理解すれば、無駄な消費は減るんじゃないかな…。

痩せた腹を撫でながら、そんなことを思った、第12週目でした。

2014年1月13日月曜日

そこには、どんな幸せがありますか? 〜ジュグー生活 第10週目

先日、お世話になっている方からメールをいただきました。
その中に、こんな言葉が書かれていました。


『ベナンには、どんな幸福がありますか?
 ベナンには、どんな問題がありますか?』


この言葉を読んだ時に、はっと気がついた事があります。

それは、問題を解決することは、手段であって目的ではない、ということです。


僕は、青年海外協力隊の環境教育隊員として、ここベナン共和国のジュグー市に派遣されています。
なので、今、目の前にあるゴミなどの問題を注視しています。

それは、間違いじゃない。
だけど、その解決方法を探る順番が、もしかしたら間違っていたかもしれません。


つまり、こういうことです。

まず、『何故』ゴミの問題を解決するのか。
それは、ゴミによって生活環境が悪化するから。

では、『誰の』生活環境が悪化するのか。
それは、ジュグーで暮らす人々の生活環境が悪化するから。

では、『どんな暮らし』を、ジュグーの人々は望んでいるのか。
それは…………。


そう、僕には、一番肝心な視点が抜けていました。


ジュグーに暮らす人々の生活環境を良くするのだから、まずはどんな生活環境を望んでいるのか、そこをちゃんと把握しなきゃ始まらない。

【ゴミ問題が改善された結果、生活環境が良くなった】というアプローチではなく、
【生活環境を良くしようとした結果、ゴミ問題を改善した】という流れにが必要だ。

言葉遊びのようですが、どちらが先にあるのか、どちらが目的なのか、という認識・意識は、活動する上でとても重要な事だと思うのです。


彼らは、未来にどんな幸せを思い描いているのか。
そこを教えてもらう事から、僕の活動を始めてみようと思います。

2014年1月6日月曜日

年が明けて 〜ジュグー生活 第9週目

2014年の幕が開けました。
といっても、ベナンは元日だけが休みなので、お正月休みの雰囲気はありませんでした。

それでも、大晦日から元日にかけては、夜通し遊んでいる人も多く、一晩中にぎやかでした。
僕は、フランスボランティアのともだちに誘われて、明け方まで飲めや食いやの宴を楽しみました。(笑)

そして、2日・3日と仕事に行きましたが、職場の人がほとんど来ていなかったので、両日とも午後やお休みになりました。

いやはや、なんともこの国らしいと言うか…(笑)


ベナンに来て3ヶ月。
いよいよ活動も本格的に始めていこうと思っています。

環境教育という分野は、目に見える結果がすぐに出るものではありません。
だから、周囲の人から見たら、何をしているのかわからないかもしれないし、もしかしたら、自分自身でもわからなくなってしまうこともあるかもしれない。

そうならないためにも、目の前で起きていること、目の前にいる人々に、ちゃんと向き合って行こうと思います。


ま、できることから、ちょっとずつ、ね。


さて、明日は職場の人、来るかなぁ〜?(笑)

2014年1月1日水曜日

新しい年。

2013年に踏み出した、新しい一歩。

2014年は、小さい一歩ずつを大切に、前に進んで行こう。

そして、2015年へ、その先へとつなげていこう。








新しい年の幕が開けました。
多くの人が、小さくとも多くの幸せを分かち合える一年でありますように。

今年もよろしくお願いします。