2014年2月24日月曜日

なんだかなぁ。 〜ジュグー生活 第15・16週目

毎日の生活をおくっていると、なんとも言葉にできない想いが、ふと浮かぶことが多々あります。
僕は、この言葉にできない想いを、なんだかなぁ、と表現します。


ジュグーに来て16週。
このところ、この“なんだかなぁ…”が増えています。


思い返せば、東京で働いていた時は、毎日数多くの“なんだかなぁ”があったワケで。
そういう意味では、ここでの生活も、僕の日常になった、ということなのかもしれません。


生きていると、当たり前だけど、予測もしなかった出来事や、思ってもいなかったハプニングが起きます。
それらは、場合によっては壁になるかもしれないし、場合によっては方向転換をせざるを得ないことになるかもしれない。

その時々の選択を繰り返す。
その時の自分にとって最良だと思える選択を続ける。
だけど、時にはその選択が思ってもなかった方向に進んでしまうこともある。
それに気付いたら、またその時に選択をする。

生きるとは、そういうコトなんだと思います。

人生、思いどおりにいくことなんて、ほとんどない。
だからこそ、“なんだかなぁ”をシグナルとして、時には立ち止まり、時には振返り、そして前を見ることを忘れずに、歩いていこう。


そんなことを考える機会の多かった、先週・今週でした。

2014年2月10日月曜日

覚悟と開き直り 〜ジュグー生活 第13・14週目

再び、コトヌーへ行っていました。

青年海外協力隊では、各国で隊員総会なるものがあり、2月の第一週目が2013年度下期のベナン隊員総会で、その総会(ナカナカな名前だよね。笑)に出席するためです。


総会には、現在ベナンで活動している隊員が全員集まり、ベナンでの生活における安全対策について話し合ったり、活動報告を聞いたり、充実した2日間の会議でした。


で、この総会に出席して感じたことなのですが。

無理する必要はないな、と。(笑)


青年海外協力隊は、任地の人々に近い立場で、彼らを同じような生活をし、彼らの中に溶け込んで、彼らが必要とすることに対して活動をする、のが良しとされています。

もちろん、この考え方は大切だし、僕らの活動の基本です。


でもね。


彼らと同じような生活をする。
彼らの中に溶け込む。
この2つは、すんごく難しいです。

なぜなら、僕は『ベナン人ではない』から。
どう頑張ったって、異質な存在であることは、変えようのない事実なのです。


これまでの3ヶ月、どうにかしてジュグーの人々と同じ生活をしようと、試行錯誤していました。
ご近所のみなさんも、街の中の人々も、職場の方々も、挨拶はもちろん、たくさん気にかけてくださって、それなりに生活はできてきました。

でも、やっぱり、彼らと同化はできないんだよね。当たり前なんだけど。


で、総会に参加して、ベナン各地で活動する先輩隊員の話を聞き、みんなと色々話して。

僕は、ひとつの結論に達しました。


“よそ者になりきろう。”

よそ者なんだから、よそ者らしく、よそ者の視点を無くさずに、ジュグーでの活動を進めていこう。そう思いました。


ある意味、開き直ったということです。(笑)


そう思ったら、なんだか気が楽になりました。
そして、自分が計画している活動を、今まで以上に楽しみたいと思います。


ベナンでの生活も4ヶ月が過ぎ、一歩前に進めたかな。


明日は月曜日。
1週間休みをもらった分、元気に出勤の挨拶をしようと思います。