2014年4月14日月曜日

ジュグーに帰ってきました。

日本からジュグーに戻ってきました。


日本に一ヶ月、コトヌーに数日、合計で約40日ぶりの我が任地、我が住処。
正直、日本の快適さに身体が馴染んでしまっていた(ヒトは楽な方に動く、とは本当なんだと実感しました。笑)ので、またジュグーでの生活に戻れるか、バスの中では心配していました。

でも、ジュグー市街地の手前にある湖が見えた時、ふと笑顔になった。
バスを降りてから家までの間に会った顔見知りの人々が、老若男女誰もが『おかえり!』『久しぶり!』と声をかけてくれた。

僕もだいぶこの街に受け入れてもらえてたんだなぁ、と改めて気付くことができました。有り難い。


ただ、一ヶ月以上空けていた我が家の状態は、ナカナカでした…。
冷蔵庫の中の物はカビだらけ。停電が多い、というころは、こういう点にも気をつけなければいけないんだな、と学びました。

ガルディアンの2人が手伝って…というか、2日間かけてほぼ完璧に家中を掃除してくれたおかげで、すっかりきれいになりました。本当に有り難い。


この一ヶ月で、ジュグーの季節も移ろいました。ハルマッタンは終わり、空気の砂霞もなくなりました。
4月は乾季の盛りだから、一年で一番暑いよ!と聞いていたのですが…雨が多いです。ほぼ毎日降ります。確かに晴れると暑いけど、雨が降るとかなり涼しくなります。

これには、地元の人々も『???』と思っているようで、異常気象だと言っている友達もいます。
まぁ、僕の勝手を言ってしまうと、身体的には楽なのですが…(笑)
ただ、環境にそれとなーく足を突っ込んでいる身としては、この気候の変化は気になるところです。


市役所での勤務も、ぼちぼちと再開しています。職場のみなさんも、お悔やみの言葉をかけてくれました。
そして、市長発の公文書として、JICAベナン事務所宛に弔文を送ってくださっていました。


何と言えば良いのか…僕はこの街で生活できることを、本当に有り難い事だと思います。


一ヶ月以上、仕事も空けてしまったので、活動計画も練り直しています。
焦らず、残りの期間でできることを模索していこうと思っています。


母のことは突然でしたが、日本でそれなりに休むことができました。
そして、ジュグーの好いところ、たくさんの人に支えてもらいながら生活していることを、改めて感じることができました。

母からの、最後の応援だったのかもしれませんね。


そんなこんなで、ジュグーでの生活、再始動です。


4月の夕暮れ