2013年6月29日土曜日

キミと、食事を。

一人で旅をしてるときに感じることが多いですが、一人旅は楽しくても、旅先で独り食事をするのって、ちょっと寂しいです。そして、それは、普段の生活の中でも、寂しさの大小はあれど、やっぱり同じ。

だからでしょうか、一人で食事をするときって、なんだか早食いになってしまいます。

旅先だったら、同じ宿の人や道中一緒になった人と食事をしたりする醍醐味もあります。しかし、日常の中で、しかも人と人との距離がある街で暮らしていると、なかなかそう簡単にはいきません…よね?(笑)


でも、一人で食べていても、その食事が誰かとつながっていたら。
ちょっと、心がほっこりしませんか?


そんな気持ちにさせてくれる活動があります。
Table for Two
・JPN: http://jp.tablefor2.org
・Global: http://www.tablefor2.org/home

具体的な活動内容は、団体のHPをみてもらうこととして。(笑)
この活動について、僕が気に入っている理由はいくつかあります。

まず、気軽/手軽に参加できること。
TFTに参加しているお店に行き、自分のご飯に20円をプラスするだけ。
20円です。何かを我慢する必要もない。
(強いて言えば、フェリックスガムを2個我慢しなきゃいけないかもしれない。)

また、TFTのアプリを使えば、どのお店のどんなメニューを通じても活動に参加することができ、さらには自分の食事のカロリーコントロールも出来ちゃいます。
・Table for Twoアプリ: http://jp.tablefor2.org/project/app.html

そして、一番の理由としては、ただアフリカの子供たちに給食を届けるだけではなく、給食をとおして子供たちの生活改善にも取り組んでいることです。

例えば、『給食を通じて子どもへの栄養補給を行うと同時に、親にも学校に来てもらい(HPより)』親も巻き込んだ食育をしていく。そうすることで、子供だけでなく、社会全体の栄養状態も改善され、その結果として、社会活動が活発になるかもしれない。

そして、ずっと支援を続けるのではなく、『給食事業を運営するための資金提供と教育支援を行い、軌道に乗り定着した後は、現地の人たちが自分たちの力で給食事業を続けていくことを目指して(HPより)』いる。

国際協力に片足(まだ片足だけw)を突っ込んでいる身としては、こういうアプローチは大切だと思うし、自分が仕事をする際にも大いに参考にしたい点です。


独りでの食事。
だけど、僕が座っている向かいの席には、遠い空の下、笑顔で給食を食べる子供が座っている。

そう思うと、一人の食事も、より美味しくなる。

僕が最近ハマっている、小さな幸せのお裾分けです。

2 件のコメント:

  1. うん、これはいいね。
    こういうお店が増えるといいなぁと素直に思った。

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    1. ドイツは消費者の意識が高そうだから、こういう活動も広がりやすそうだね。
      もし面白そうな活動があれば、是非に教えてちょ。

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