再び、コトヌーへ行っていました。
青年海外協力隊では、各国で隊員総会なるものがあり、2月の第一週目が2013年度下期のベナン隊員総会で、その総会(ナカナカな名前だよね。笑)に出席するためです。
総会には、現在ベナンで活動している隊員が全員集まり、ベナンでの生活における安全対策について話し合ったり、活動報告を聞いたり、充実した2日間の会議でした。
で、この総会に出席して感じたことなのですが。
無理する必要はないな、と。(笑)
青年海外協力隊は、任地の人々に近い立場で、彼らを同じような生活をし、彼らの中に溶け込んで、彼らが必要とすることに対して活動をする、のが良しとされています。
もちろん、この考え方は大切だし、僕らの活動の基本です。
でもね。
彼らと同じような生活をする。
彼らの中に溶け込む。
この2つは、すんごく難しいです。
なぜなら、僕は『ベナン人ではない』から。
どう頑張ったって、異質な存在であることは、変えようのない事実なのです。
これまでの3ヶ月、どうにかしてジュグーの人々と同じ生活をしようと、試行錯誤していました。
ご近所のみなさんも、街の中の人々も、職場の方々も、挨拶はもちろん、たくさん気にかけてくださって、それなりに生活はできてきました。
でも、やっぱり、彼らと同化はできないんだよね。当たり前なんだけど。
で、総会に参加して、ベナン各地で活動する先輩隊員の話を聞き、みんなと色々話して。
僕は、ひとつの結論に達しました。
“よそ者になりきろう。”
よそ者なんだから、よそ者らしく、よそ者の視点を無くさずに、ジュグーでの活動を進めていこう。そう思いました。
ある意味、開き直ったということです。(笑)
そう思ったら、なんだか気が楽になりました。
そして、自分が計画している活動を、今まで以上に楽しみたいと思います。
ベナンでの生活も4ヶ月が過ぎ、一歩前に進めたかな。
明日は月曜日。
1週間休みをもらった分、元気に出勤の挨拶をしようと思います。
よそ者にしかわからない視点、たくさんありますよ!
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